● 化粧品輸入をはじめたい人の ●

化粧品輸入ねっと
TOP > 輸入化粧品

輸入化粧品

輸入化粧品

化粧品販売のグローバル化

 仏ロレアル、米エスティローダー、日本の資生堂。こうした化粧品の世界メジャーによる海外進出によって「化粧品のグローバル化」が進展しています。世界各国が相互に輸入比率が高まり、日本においても化粧品に占める輸入化粧品のシェアが年々拡大しています。

 また、日本の化粧品小売業界は、「大手流通業者のプライベートブランド」「製造業の直販」など製販一体化など複雑に大規模化する流通構造への対応を強いられ、海外調達網の整備はまさに生命線となりつつあります。一方で、輸入化粧品は必ずしも世界メジャーのものだけでなく、特定ニーズに応えたニッチ商品なども消費者に注目され、扱われるようになりました。特にスキンケア分野、アンチエイジング分野などではこうした傾向が見られます。さらに、新興国の経済成長に伴い、化粧品製造能力が向上し、コスト競争力の高い商品などを扱う企業も業績が伸び、成功しています。

 コンビニやドラッグストアを中心としたチープコスメの流通、インターネットや通信販売での機能性化粧品の流通、シニア層向け高級商品の流通拡大、などこの10年で大きく消費構造、流通構造、商品戦略も変化しています。「ニーズの多様化」です。

 こうした「化粧品のグローバル化」や「ニーズの多様化」は、日本の化粧品小売業者にとって、その商材の発掘、契約内容、タイミング、専売契約など条件次第で大きな成功を得られる機会をもたらしています。化粧品の輸入に関する規制緩和が段階的に実施され、以前と比較すれば敷居は低くなり、その傾向が増しており、中小小売業者にとってもアイデア次第で勝負できるようになっています。

 日本の化粧品輸入元の供給国は、金額ベースでは、アメリカ、フランス、中国、タイ、アイルランドなど、数量ベースでは、中国、タイ、アメリカ、ブラジル、韓国などが上位となっています。
 →輸入化粧品の相手国ランキング

 こうした国で、競争力のある、そして日本未発売の海外化粧品を見つけ、その調達仕入れネットワークを作ることに成功できれば、あとは小売業者の販売ノウハウ次第です。見つける事と仕入れネットワークを構築する事ができれば、輸入化粧品ビジネスは成功する可能性が高まります。